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2009年11月のアーカイブ
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2009年11月20日
アーサー氏が語るアメリカの医療の実態
アーサー氏は、「22歳で日本に来たときは日本の医療制度に感心した。いつでも、どこでも、誰でも安い料金で医療を受けられるから。アメリカでは、今やっとオバマ大統領が『皆保険制度』を確立させるために頑張っている。しかし、民間保険会社の抵抗・金持ちの抵抗等々で大変苦労している]」と話しました。
アメリカの医療は、映画「シッコ(病気)」で見たとおりの実態で、民間保険に入れる数少ない金持ちと公的保険対象のごく貧しい人たちだけは医療を受けられるが、ほとんどの中間層は医療保険がないために全額を負担しなくてはならないので医療を受けることができない。たとえ民間保険に入っても長い間病気に罹っていたり、リスクの高い病気(癌など)に罹ったりすると、次は保険に入れなくなる。とんでもない状況であると、、、、ところが、日本もだんだんと皆保険制度が壊されてきているのではないかと、、、、代表:松本文六氏が絶えず提唱しているとおりのことをアーサーも語っていたので、日本の医療制度の危機を改めて感じました。
政権交代で医療制度は少しは良くなるかなと期待していますが、、、、、どうなのでしょうか。
アーサー氏は、普天間基地の移設についても、「日本の新聞に普天間移設問題でアメリカが苛立っているというように書かれてあったが、アメリカの誰が苛立っているのか。99.9%のアメリカ人は普天間なんて知らない、関心がない。苛立っているのは、基地で儲かる軍事産業と一部の政治家である」と、そして、「日本の何某新聞はそういう一部のアメリカと繋がっている」と語っていました。そして、普天間もいらない!海外移設のための日本の思いやり予算も不要だ!!とも。
ついつい新聞報道をそのまま受け入れてしまいそうになる私の意識の低さ、日本の側からしか見ていない視野の狭さを反省しました、、、、、、もっともっと知力・気力を高め視野を広げ考えなくては、、、、と若いアーサー氏に元気をもらいました。(N)
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2009年11月16日
大帝国アメリカに勝った第五福竜丸
アーサー・ビナードは07年「ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸」で日本絵本賞を受賞。そのアーサー氏は=「第五福竜丸」の乗組員23名は、水爆実験の犠牲になったかわいそうな人と捉えたら歴史認識はズレている。23名の漁師が大帝国アメリカに勝ったと捉えるべきだ=と、、、、これには少々びっくりしましたが、その後の話でなるほどと思いました。
第二次世界大戦中、日本の漁船は徴用船として戦争に参加しました。漁師たちは敵国の船を見つける役目を担い、見つけるとすぐに無線でそのことを軍に報告。しかし、報告すると、ただちに敵に傍受され撃沈させられました。第五福竜丸の漁師たちは戦争中のその経験を知っていましたので、太平洋・マーシャル諸島のビキニ環礁近くで水爆実験に出くわしたときは、冷静に判断し無線を打ちませんでした。水爆実験による死の灰が頭上に降り注いできたとき、自分たちが実験場の風下にいることを確認、それはその周辺は危険であるので実験をしたアメリカの関係者はいないと判断。熱を出し下痢をする体に鞭打って、アメリカに気付かれないように日本まで何とか帰りました。しかも、死の灰を瓶に詰めて、、、、すぐに実験場に持ち込みその正体を明らかにしました。
この漁師たちの冷静沈着で素晴らしい行動がなかったならば、水爆の被害が、その後の世界に大きく広がっていたことでしょう。アーサーもこうして元気で活動していなかったかもしれないと、、、漁労長の見崎吉男氏、無線長の久保山愛吉氏らに感謝!!しかし、1954年3月1日の水爆実験から半年後の9月23日には久保山氏が息をひきとりました。その後も7人が帰らぬ人となりました。
普天間の基地問題、アメリカの医療問題は後日更新します(N)
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2009年11月 6日
九条の会:憲法セミナー
昨夜は、「憲法九条の輝きを日本に世界に」をテーマとした学習会に参加してきました。講師はノンフィクション作家の澤地久枝氏と詩人のアーサー・ビナード氏でした。
澤地氏の「密約ー外務省機密漏洩事件」を完読したばかりだったので、ご本人を拝見できると意気込んでの参加でした。(以前も「滄海よ眠れーミッドウェー開戦の生と死」で澤地氏のすごさに脱帽で、それ以来、大のファンです。)79歳とは思えない若々しさで魅力的でした。
アフガンで井戸掘り・水路作りなどの貢献をしているペシャワール会の中村哲氏について著作中とのことですが、中村氏は「これまでは日の丸を体に目印しておくと安全であった。しかし、自衛隊の給油活動が始まってからは、日本はアメリカとともにアフガンを侵略する国と捉えられ、日の丸を目印にするのはかえって危険になった」と澤地氏に語ったそうです。
国会でも論議されていますが、、、、、自衛隊による給油活動は、現地の人たちの状況・思い、そして、歴史的な問題もきちんと捉えて考えるべきだと強く思いました。
22歳までアメリカで生活し、今、日本に住んでいるアーサー氏のお話は、物事の捉え方が深く大きく素晴らしく、目から鱗の内容でした。沖縄の普天間基地の問題、アメリカの医療制度・実態の状況など、、、、、、もっともっと真剣に考え、多くの人たちに伝えなくてはと思いました。その内容については後日お伝えします!!(N)
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