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2008年5月 1日
日本の医療が危ない (14) 後期高齢者医療制度
後期高齢者医療制度
§ お役所仕事と親子心中
4月20日の山形市の親子心中は何とも言えない哀しさを覚える事件だった。息子は無職の58才、母親は87才。
息子は母親の介護と職探しで悩んでおり、後期高齢者医療制度の保険料が払えない情況にあったための無理心中だったらしい。母親が4月上旬に入院し、軽い認知症と診断されて、自宅に戻ったが、介護が必要なことが判り、この時期に牧場での仕事を辞めた矢先であったらしい。20日の朝、近所の人に 〈 保険料が上がった。入院でお金がかかって大変だ 〉 と嘆いていたという。
事件後、母親の保険料は免除対象だったというが、山形市に、息子がそのことを把握していなかったのではないかとコメントしている。
2年前、法律が制定された時、何故、個々人に判りやすい通知ができなかったのだろうか。もっとキメの細かい配慮があれば、このようなことは起らなかったのかもしれない。
新聞のチラシで周知を図ろうとすることには、何とも機械的なお役所仕事としか考えられない。
新聞をとっていない人は、何で細かいことを知り得るのだろうか?
個人情報の保護ということを盾 ( たて ) にとって、周知ができないのだという人もいる。本当にそうなのだろうか?
民生委員が各地にいる。家庭訪問をしっかりやられている民生委員の方々も多い。そのような方々の協力をあおぐことは可能であったのではないのか?
あまりにも、思いやりのないお役所仕事が最近は特に目につく。
どうかしなければならないというが、どうすればいいのかが判らないので、ますます困惑する。
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