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文六つうしん

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2008年3月27日

日本の医療が危ない! (8) 診療報酬改定

診療報酬

§ 医療の崩壊を促進するような4月の診療報酬改定

 
日本は医院や病院を受診した折に、医療費としては若い人は、現在3割分を支払うことになっています。その中で、内科や小児科にかかったら外来管理加算という点数があります。この外来管理加算がこの4月より、5分以上患者さんと話したり診療をしないと外来管理加算はあげませんよ、という改定がなされています。
 これをその通りに守ろうとすれば、1時間にせいぜい10人しか診てはなりませんと厚生労働省は言っていることになります。
 冬の季節になると、小児科は嘔吐下痢症がはやります。1人の小児科医が1日に100人診なければならにこともしばしばです。しかし、5分規定を守ろうとすれば、10時間ぶっ続けで患者を診なければなりません。そうでなければ外来管理加算は認めませんということになれば、1人開業の医師や1人小児科の病院は完全にお手上げです。
 中には15~20分かけて問診をし、診療をする。そして検査のために15~20分を要することがあります。30~40分かけて患者さんを診れば外来加算を6~8倍の加算をくれるのでしょうか? そういう規定はどこにも記されていません。
 何故このような診療現場の実態とかけ離れた規定をつくるのでしょうか? これでは、昼食抜きで8時間で100人診たとすれば、監査の折に20人分の外来管理加算を返還せよということが起こり得ます。かつて規定に沿って厳密に監査をして多額の返還をさせられた医療機関がありました。それも高血圧の患者さんに食塩を制限せよと指導したということの一行がないから、指導したことにはならないという類いのことでした。
 まるで、診療を制限し、多くの患者を診るなという“ 5分規定 ” である。医師は労働意欲を失い、医師という職業を放り出さないとも限らない悪法を堂々と厚生労働省のお役人は医療現場に与えようとしている。
 まるで、現在の綱吉の “ お犬様 ” 政治の一端をみる気がする。そのこころは、あほらしくて、犬のいないところ、厚労省の関連出先機関のないところに逃げ出したくなる心境 !!

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