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文六つうしん

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2008年3月 8日

見る・観る・聴く・嗅ぐ (10)

時事エッセイ

§官僚の真理

 道路特定財源を使って国土交通省関連の財団法人が、超豪華な自己負担なしの職員旅行を例年やっていたというニュースが流れた。
 防衛省守屋事務次官の税金の横流しを通してのゴルフ三昧 ( ざんまい ) については、国民は驚きを越えて憤りを噴出させるのも忘れるほど唖然としてあきれ返ったのは、つい先日の出来事だった。挙げればきりがない程の役人の体たらく。この国は一体どうなっているのだろうか?
 元々、今の役人は、2つのことしか考えずに仕事をしているのではないかと、松本文六は以前より公然と言い放っていた。一つの責任をとらないこと、そしてもう一つは自らの老後を如何に優雅に過ごすかということを四六時中追求してきたと。これは、どうも普遍的な真理 ( 官僚の心理、終生目標 ) だと松本文六は確信している。彼らの行動は、この2つの軸で説明するとほとんど可能である。
 3月4日、日本病院会の地域医療委員会出席のため上京した。ホテルでかいま見た毎日新聞に面白い記事が載っていた。
 先輩と後輩の会話として牧太郎さんはひっそりと語っている。 「 どうしたら出世できるのかな?」 というつぶやきに対し、先輩氏曰く 「 他人のせいにするすべを学ぶことだ 」 と。 続けて、 「 何でも他人のせいにする。絶対に責任をとらない。これが出世の要諦だ。」 「 個人的に責任転嫁することには限界がある。組織的に他人のせいにするんだ。」 さらに、こういうくだりがある。 「 キャリア官僚は1年半位ですぐ異動するだろう。長いこと同じポストにいれば、必ずボロが出る。早く異動するのは、組織的にノンキャリアのせいにするからだ 」。 そして、都知事は無担保・無保証の新銀行東京をつくっておいて、焦げ付きでニッチもサッチもいなかくなったら、旧経営陣のせいだ!と自らの任命責任はないと公言した !!
 どちらを向いても偉いさんにはどうしようもない人間ばかりで、憤りと怒りで松本文六はよく死なないもんだとも思う。そう、彼らを追放しない限り、当方もいい死に方はできそうにない。
 東大寺の仁王様を忘れずに心静かに頑張ろう。

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