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2)わたしのこと
| 1.「戸次のヒゲの先生」と呼ばれた父 | 5.文六の反骨魂に火がついた |
| 2.受験地獄のまんなかで | 6.何のため、誰のための医療か |
| 3.母親って、すごいなあ | 7.夢に一歩近づいた |
| 4.大学構内に戦闘機が墜ちて |
| 1.「いのち」の格差は許せない | 4.食と「いのち」を守るために |
| 2.子どもたちは未来への希望です | 5.戦争は、人・自然・地球の「いのち」を踏みにじる |
| 3.「働く喜び」も奪われている | 6.待ったなしの地球温暖化政策 |
4) 私の決意
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構造改革により、医療・年金・介護・障がい者福祉など社会保障制度が相次いで改悪されてきました。
弱い立場の人々をさらに苦しめる、という深刻な事態が起きています。
先日ひとりのお年寄りが診察に見えました。かなりひどい肺炎になっていましたので、「どうしてもっと早く来んのね」と言いましたら、「払うお金がないので来るのが恐かった」と言います。これが現実です。
国は医療費をけずることばかり考え、障がい者や高齢者、病める人の「いのち」「生きること」を無視しようとしています。
だれでも分け隔てなく生きていける医療・保健・福祉制度に改めなければなりません。
「障害者自立支援法」の見直しや「子育て支援」の具体策もいそがなくてはなりません。
健康格差、「いのち」の格差がますます拡がっています。これらの格差をはっきりとなくしたいと私は思います。

先日、教育基本法が強引に改悪されました。
学校現場の先生たちは雑務に追われ、ほんらいの「教えはぐくむ」という仕事ができにくくなっていると聞きます。いま用意されている教育諸法案は、国の権限をさらに強めるものでしかありません。
教育はほんらい、その時その時の国の方針で中身や方法が変えられてはなりません。
教育費が高いことは、「産めない」「産まない」という少子社会の大きな原因でもあります。
安あがりの教育ではなく、他の先進国並みにGDP(国内総生産)の今の3%台から8%ぐらいの予算に増やして、30人以下学級など教育環境の充実を図らなければなりません。
教育が人を成長させ『人財』をつくり、それが社会を豊かにし、個人の生活を豊かにするのです。前首相が、ほんらいの意味がわからずに言った「米百俵」の意味は、『人財』を創るということに尽きます。

私は「経済のために社会や人間があるのではない。人間のために経済や社会があるのだ」と言いたい。
しかしいまの経済至上主義、言わばお金もうけが一番偉い、という政策は、所得格差を拡げ、人間らしく生きる、働くことの喜びそのものを破壊していると思います。
リストラや短期雇用の制限、最低賃金の引き上げ、長時間労働や不払い残業の規制、非正規雇用者の社会保障制度、パート等の待遇改善など早急にとりくまねばなりません。
大企業の繁栄は、それを支える中小企業や下請・孫請企業があっての繁栄です。
「働く喜び」が保障されないと「いのち」はみじめなものとなります。

国民の「いのち」を守る農業はもっと大切にされなければなりません。
大規模化政策は地域農業や集落の機能を低下させ、担い手不足や耕作地放棄を生み出しています。
少なくとも、食料自給率60%をめざし、安心・安全の農業政策に転換しなければなりません。
また、国土・環境保全機能をもっと重視し、休耕地・水田の活用や行政の支援を考えてもよいと思っています。
私の父は軍医としてノモンハンの戦地(1939年)に行きました。戦争の愚かさを語り、「こんな戦争は負ける」と言ったために1944年に内地送還されたそうです。
戦争は、結局はおたがいの国の人の「いのち」と、それぞれの国の土地や資源を奪い合う行為です。その結果、自然を壊し、住みにくい地球にしてしまいます。
政府は、憲法を改悪して再び「戦争のできる国」にしようとしています。
日米同盟だけに頼っていては、アメリカの51番目の州となってしまいます。
私は、多くの国々との対等平等な信頼関係をつくることで、自立した外交による世界の平和をめざすべきだと思います。
とくに東アジアと共生する安全保障環境をつくってゆくことが重要です。

環境破壊が恐ろしいスピードで進んでいます。身のまわりで起きている異常気象に不安がつのります。
私たちは「地球のいのち」まで縮めようとしているのでしょうか。
2007年の東京の冬は平均8.6度で、全国的には例年に比べ平均で1.52度も暖かい冬でした。これはとてつもなく異常なことです。
まず「脱化石燃料」をすすめる必要があります。自然エネルギーの普及をすすめると同時に電力、エネルギー需要の抑制を図らねばなりません。
有害化学物質、合成化学農薬の規制などを急ぎ、廃棄物のリサイクルなど循環型社会をめざすシステムをつくる必要があります。

「いのち」の問題にとりくんで学んだこと、それは「人のいのち、自然のいのち、地球のいのち」すべてを守らなければならないということ。
そして、「いのち」に分け隔てがあってはならないことです。
しかし現実は、「人のいのち、自然のいのち、地球のいのち」は値切られ、今や切り捨てられようとされています。
子や孫の世代、それにつづく未来のために、3つの「いのち」を大切にして、しっかりと発言し、行動したいと決意しています。
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