はじめに


こんにちは!私は薬剤師として病院で勤務する一薬剤師です。日々、病院で勤務する中で今の日本医療は崩壊寸前だなと感じています。 原因はいくつかありますが、やはり政治的なものが大きいです。私は松本文六先生を尊敬しているのですが、私も今後は政治の勉強をして、薬剤師業務以外にも政治の勉強をして、 日本に医療に貢献したいと考えています。松本先生の執筆されたこちらの記事が秀逸です。皆さんも是非参考にして下さい。 ⇒「崩れゆく日本の医療~その原因と対策~
このサイトは薬剤師が抱える悩みをまとめたサイトです。悩み多き薬剤師の皆さんのお役に立てると幸いです。

 
 

理想と現実のギャップに悩む薬剤師

一生懸命勉強して薬剤師になり、実際に仕事を始めてみたが、自分の描いていた世界と違うという悩みを抱えている薬剤師の人は多いと思います。 薬剤師になる人の多くは、人の命を救う手助けをしたい、自分が技術を持つことで人のためになる仕事がしたい、という動機で薬剤師になる人が多いと思います。また、求人広告などを見ると給料が高く、 待遇面も良いものが多いので、人の役に立てて給料がもらえる、待遇面も申し分ないと思う人が多いのです。しかし、実際に職場に入って働き始めると、その理想を追うことがなかなか難しい現実にぶつかってしまいます。

この理想と現実のギャップは非常に大きいもので、実際には自分で良いと思うことができない、もっと積極的に薬の勉強や患者へのアドバイスを行いたいのに上司から止められるなど、職場でのいろいろな問題によるところが大きいものです。 人の命を救いたい、誰かの役に立ちたいと考えているのに、実際は上司の言うことを聞いてただ黙々と仕事をこなしているだけ、という状態になってしまいます。

求人欄を見ると、薬剤師の募集が多いことに気が付きます。しかも、給与や待遇面などは決して悪くはないものが多いのですが、なかなか定着しないため、少しすると同じところからまた求人の案内が出たりしています。 この要因も、理想と現実のギャップがあるからなのです。

それは薬剤師という立場が、医療の世界で非常に微妙な立場だからということもできます。基本的に医師は患者を直に診察し、病気の原因を突き止め、その対処の方法を考えます。その為、自分で勉強し、 その成果をすぐに実践の世界で生かさなければなりません。非常に厳しい世界ですが、ある意味、やりがいが直接感じられる世界です。しかし、薬剤師は医師の処方箋に従い薬剤を処方したり、 また薬剤に対して患者にアドバイスをしたりといった作業が主であり、あくまでも医師のサポート的な仕事が中心となります。しかし薬剤の処方を万が一間違えたり、患者の薬の飲みあわせに気付かずに薬剤を処方し問題となった場合には、 薬剤師の責任となるため、責任問題ばかりを気にして仕事を行わなければいけない側面があります。そのため薬剤師を統括する管理薬剤師などはその責任が非常に重大なため、管理中心の仕事の仕方になります。

しかし、管理される薬剤師ももっと自由に仕事がしたい、自分の勉強の成果を見せたい、という理想と現実のギャップに悩み、その職場を離れてしまうのです。 このように、薬剤師の求人の多さは理想と現実のギャップという悩みを抱える人が多いことの表れでもあるのです。